10.21 東アジアに平和を!琉球弧の島々を戦場にするな!新宿アクション(新宿駅東口アルタ前)

秋めいてきた10月、新宿へ遠征して「琉球弧の島々を戦場にするな!新宿アクション」に参加してきました!

さっと行って帰るつもりが、飛行機の便を組むと二泊必要なもよう。
羽田と成田を取り違えるというアクシデントも重なり、デモ行進、交流会、懇親会と、石川真生さんの写真展まで見に行って、とても充実した東京遠征になりました。

デモ行進の前のスピーチを動画にしていただいていました!

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11.23 沖縄県民平和集会の開催も近づく頃、共同代表の瑞慶覧長敏さんも駆けつけて、迫力あるスピーチ。
また、 韓国民主労総、台湾労働人権協会のメッセージ代読も。

とくに台湾からの「台湾有事は内部の問題。外国の干渉がなければ、困難であっても、平和の原則どおり解決できる」「台湾有事すなわち日本有事論は、台湾を助けるものではなく、戦争を誘発するもの」というメッセージなど、立場の異なる当事者の声としても思いが近く、貴重に拝聴しました。

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それぞれの思いをうったえた後は、新宿駅をぐるっとデモ行進!です。
新宿は思い出深い場所ですが、そこにデモの思い出が加わるなんて夢にも思っていませんでした。

東京での沖縄関連のデモは、冷たい視線にさらされるという話をいつか読んだことがありましたが、こちらに顔を向ける人の視線の色はさまざま、という感じでしょうか。

宮古島での街頭演説は手を振ることがスタイルとなっていることもあって、道行く人に時おり手を振ったりしながら行進しました。
とくに黒塗りの街宣車が大宣伝している西口付近では、手を振り返したり、ガッツポーズで応じてくれる方もいて、元気をもらえました。(ありがとうございました。)

もしかしたら、報道を見て少し気になっている同郷の人たち、問題意識の近い人もあの雑踏の中にはいて、視線一つのコミュニケーションでも関心を引き出していけるのではないか、という思いを持ちました。

また、カメラを向ける方も多かったですね。
好意的でない関心も向けられるので、デモというのは少し特殊な心理になりますね。
マイクからのシュプレヒコールに、うるさそうに顔をそむける人も。

デモも大衆運動の一つ、できれば共感や賛同を広げるものにしていきたいですよね。
すごく刺激を受けた反面、どんな形の運動なら、意思表示に消極的な人たちにとっても親しみを持っていけるだろうかと考えたりもしました。

その後の交流会では、質疑を多めにいただいてお話しましたが、参加された皆さんの自治体での状況や思いなどゆっくり聞けて、本当にありがたい時間となりました。

夜は今回の新宿アクションを企画していただいたみなさんとお話もできて、宮古島から遠く東京でも、自分事として沖縄と島々の配備拡張を憂慮している人がたくさんいるんだなと、勇気づけられました。

思わぬ有意義な上京となりました。機会をつくってくださった皆さんにお礼申し上げたいと思います。