保良訓練場 南側海岸の湧水 モニタリング調査

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宮古島 保良訓練場から一周道路(県道)をはさんで南側の海岸下には、宮古島の地下を流れてきた地下水が湧水となって湧き出ている箇所があります。

ワーヤキ゚ガー と呼ばれる湧水は、雨の後など豊富な水の量が流れる湧き水どころ。昔の人はここへ水浴びに降りたのだとか、何かと懐かしい記憶が残る場所のようです。

生活水や農業用水を地下水にたよる宮古島市では、千代田地区宮古島駐屯地や、保良・七又地区の弾薬庫訓練場の付近の地下水のモニタリング調査をおこなっています。

この日は二ヶ月に一度のワーヤキ゚ガーでの水質モニタリング調査の日でした。調査のために険しい海岸までの岩場を下っていく職員の方々について、湧水の場所までおりました。

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湧水の調査ポイントは採水に苦労する箇所もあって、二か月に一度、日を決めて採水し、調査機関に送っているのだそうです。地下水に頼る宮古島の「命の水」を守るために、こういう日陰の努力があるのですね。

冬場で少し雨量も多く湧水に流れがあったためでしょうか、水は澄んで見えました。
検査が始まって以降、数値をいただいていますが、本格運用はこれからというところで、湧水の水質はこれまで他の調査ポイントと大きな違いはありません。

今回の調査の結果は、しばらく日数を要するので、数値がでましたらあらためてお知らせしますね。