3月議会に向けて

ここ最近でご相談のあったことなどもとに課題と対策を資料にまとめていましたが、3月定例会も近づいてきたので、意見交換に執行部に聞き取り。

宮古島市議会は議長をのぞく23名の議員が全員、一般質問を行うので珍しいのだそうです。
その中でも議員一人当たりの質問数も他の自治体より多いようです。
持ち時間は1時間ですが、私も絞り切れずに7問ほど盛り込んでしまうこともあります。

3月議会に向けての絞り込みはこれからですが、公営住宅の問題など取り上げたいです。
少し時間はかかると思いますが、定住促進係を置けないか、また公営住宅・空き屋について、地域や民間と協力体制を作っていく前段の協議会をつくれないかなど考えています。

そんな午前中から、午後には母校の福嶺小学校へご挨拶にいきました。
3月議会も近づいて…ということもありますが、以前から市に要請しているベランダ天井の剥離が、担当からは年度内に対応と聞いていたので、状況も知りたかったところです。

しかし残念ながら、いまだ動きがない状況です。
市内の校舎全体が何かしら問題を抱えているような宮古島市でありますが、迅速な対応にならないのは実際の状況に対して予算配分が足りていないのだろうと思います。

来年度は全体の予算割合も増やすようですが、それでも他自治体より少ないはず。
子どもたちの学ぶ環境が十分であるように、引き続き対応を求めていきます。

その一方で校長先生からは良いお話もたくさん聞けました。

宿題や、なにか良いことをしたときに貰える「福ペイポイント」は、貯まったポイントで文房具など景品と交換できる仕組みですが、子どもたちが頑張りすぎて、福ペイがインフレーションを起こしているそうです。
福ペイを利用してインフレ・デフレなど経済の仕組みを教えているということでした。

ポイントと引き換える景品が品物だけではなく、餅つき大会やカレーづくりなどイベントも出品するそうで、ペイがあふれている中でいかに付加価値をつけていくか工夫するなど、域内循環する経済が見えておもしろいですね。

毎週水曜日開催のIT部では、ビジュアルプログラミングにもチャレンジしているそうです。
自主性と創造性を育てる教育が、市街地から遠く離れたさとうきび畑の中にある小学校で行われていることに感激です。

保護者やPTAのOBでつくるボランティアの会でも様々な活動を予定しているそうですよ。
がんばっている地域にしっかりした行政支援が届くようにしていきたいです。