宮古島に十六日祭が近づいてきました。
今日あたりから家の掃除を始めていますが、間に合いそうにありません。
午後は県議会の一般質問を間近にした國仲県議と、市議数人での政策勉強会を行いました。
どんな話をしたかは、県議会や市議会をぜひご参考くださいね。
夕方から、みやこ九条の会が主催する「宮古空港・下地島空港の軍事化を考える勉強会」に参加してきました。
元沖縄県気象台の方を講師に招いての2時間でしたが、下地島空港建設の経緯から、那覇空港管制官のハードな運用事情など大変興味深い内容でした。
今、国が民間空港の軍民共用(デュアルユース)を安保三文書に書き入れ、整備に予算をつけるというと、市町村長が要請に動く昨今です。
波照間島からはデュアルユースについて住民の6割が反対の意思を示しました。
デュアルユースのうえで国民保護拠点として利用することは国際人道法にあたるという点を踏まえながら、平時の問題点も整理していきたいです。
・日本航空 顧問弁護士「私は絶対に沖縄をだますまいと決意しております」
> 訓練飛行場ができると、航空学校、パイロット訓練関連施設が沢山出来る
> 4-500人の雇用が生まれる
> 下地島は東洋のパラダイスになる
→ 屋良主席:復帰後、経済を心配していた。もうかるなら推進したい。
・「あまりにも甘い構想に、軍事化の陰りをみたのである」(新聞投稿)
・医療のための離島渡航費支援 > カットして空港を造った > 県民に負担を強いてきた
◇辺野古:普天間の危険性除去
・航空法によると・・・運用不可能な空港
> 空港建設時には地形・地盤(地質)をまっさきに確認する
>> 軟弱地盤
>> 地形:周辺山や弾薬庫~高さ制限NG 378か所
◇2024.2.2 政府交渉
・国家安全保障局、外務省、国土交通省
「特定利用空港港湾を自衛隊が、平素から訓練で使用することによって、有事に円滑に利用できるようにするため」と回答
> いざというとき、攻撃されてもおかしくない施設(国際法)
◇下地島空港のめざすべきもの
・理想的な空港:遮るものがない、地盤がかたい、広い、海に面している
・専門書『AIRLINE』教官「次世代を担うパイロットの卵たちが、実機で飛ぶことを学んで世界の空に羽ばたいていく」
> ANA 年2000回以上使っている
> パイロットだけでなく教官を訓練する
> アジアにもない規模の訓練場
*パイロット訓練場としての価値を再度評価していく
*全国の問題としてうったえていく
→ オール沖縄 54万筆 請願運動は全国にうったえた
→ 宮古だけにおしこめられた運動にしない
〖質疑応答〗
・宮古空港は戦時中に住民につくらせた、島を分断するつくり。
◇管制と空港
> 普天間12km / 嘉手納18km … 4000m滑走路が2つもある
> 佐賀空港建設時、福岡空港が近い(50km)ことが問題になった
>> 50km「安全な距離ですか?」「ちがう」「何キロ必要」「100km あればよい」
・米軍機が飛べば民間は排除される
> かつて沖縄の上空は、嘉手納が管制していた
> 嘉手納ラプコン(2010年返還)国土交通省に
>> 返還にあたって米軍機もとぶ、それも管制対象
>> 管制官:日本人は訓練のために嘉手納で実地訓練する
>> 米軍法律(軍規)を訳して理解する必要
→ 日本の国すべて米軍のために存在する
→ 自衛隊利用といっても日米一体化なので
・民間航空機は安全にとべない
> 那覇空港、普天間、嘉手納を避ける
> 那覇空港の管制官
>> 那覇は自衛隊、米軍、海上保安庁、民間、ヘリ、多様な機種
>> 管制官、羽田で資格をとって移動しても那覇であらたに資格に受かる必要がある
・変えていくために声をあげる
> 軍事性を優先させられている
> オスプレイ
>> アメリカの航空法にのっとると飛行機ではない
>> 民間機としては飛べない
・米軍機が優先され航空機が入れない
> 沖縄上空ではう回できない → 米軍空域にはいる可能性があるため
> 嘉手納の許可がでないと上空で旋回して待機する → 南大東までう回したことも
> 空の安全の問題が日常からおこる