新春!餅つき大会:福嶺小学校:

冬休み明けの初日、母校の福嶺小学校で餅つき大会があると聞いて、オブザーバー参加してきました。

餅臼から杵、炊いたもち米を炊飯器三つ分。事前準備から教員の皆さんの苦労が偲ばれます。

きっかけは福嶺小学校で行っている「福ペイ」というポイント報奨制度で、引き替え商品として準備していた「新春餅つき券」をゲットした生徒がいたことに始まります。

宿題を一週間提出できたら5ポイントといった中、300ポイントはすごい額です。

皆で少しずつ出し合えば交換できるかもしれない商品として準備していたところ、ひとりの生徒が持ちポイントをはたいて交換したというのです。

その理由は、今年の三月で卒業する友だちに思い出作りとしてプレゼントしたいということでした。

いつもはやんちゃな子が、他人を思いやって決めたことに感動したと、前川校長先生のお話がありましたが、当の本人はこそばゆそうで、野暮な報告だったかもしれませんね!

でも、校長先生が種明かししたことで、お友だちへの思いはちゃんと伝わったのではないでしょうか。

白玉粉が足りずに丸めるのに少し苦労しましたが、つきたてのお餅はびっくりするくらい柔らかくて美味しかったです。

子どもたちの思い出作りに、準備から会の進行、片付けまで、先生方の裏方のお仕事には敬意を覚えるばかりです。

正午ごろ校舎を出ると冬の冷たい雨。
私が小学生の頃から変わらない二宮金次郎像にふと足を止めて、校庭を眺めました。

地域づくりは人の声の聞こえる限り、です。