城辺地域にこども園等の施設の充実を求める要請

12月26日、城辺地域の市議4名と福嶺・城辺学区の自治会長3名で要請を行いました。

市がこども園移行化計画を進める中、福嶺・城辺幼稚園の閉園が決まりました。
計画の中では「統合」と書かれているのですが、では統合先はどこですか?と聞くと、近隣保育園・こども園等にそれぞれ行ってもらうということで、「それは統合ではなく、ただの閉園です」と9月議会で述べたところでした。

説明会でほとんどの保護者が今後の預け先に挙げた福里保育園については、市の説明は「こども園化を希望していない」という話でしたが、詳細に確認していくと、「市の説明から困難と思い込んでいたが、実は現状の体制でもこども園化が可能と分かってきたため、こども園化を希望したい」という園側の思いも見えてきました。

12月議会を終えて、友利光徳議員の呼びかけで、城辺地域でのこども園等施設の充実を求める要請をあげることとなりました。

友利議員には、各市議、また自治会の会長へお声かけいただき、市長への要請の日時も調整いただきました。

要請書を書いた関係で文章を読み上げ、新聞では私の名前が大きく出ていましたが、友利議員の強い思いがあっての要請でした。

同席した子ども家庭局長からは、各地域に公立のこども園はひとつとの方針であること。福里保育園は公私連携(土地は市、建物および経営は法人)であることから、希望があれば、協力していくことなど回答がありました。

同席者からは地域振興について関連した要望も沢山あがりましたね^^;

城辺地域には4学区あり、そのうち砂川学区がいち早く法人でこども園化しています。
市街地に近い西城幼稚園・保育園は公立のため、市の言う「地域にひとつの公立園」は西城学区について責任をもって行っていくべきものと考えます。

福嶺幼稚園、城辺幼稚園の2学区は来年度閉園。受け皿となる福里保育園も法人となりますので、園の希望を確認しながらこども園化を進めることを要望しました。

良浜地区・伊良部南区でも、二つの地域のどちらにこども園を置いていくかと、それぞれの地域から要望がでましたが、市は、佐良浜地区に法人こども園(新設)、伊良部南区に公立こども園(継続)で今後調整していくとしています。

地域が現状を何とかしたいとして取り組みを続ける限りは、行政として、初めから縮小すべきものとして都市設計をしていくのではなく、地域が人を育み、暮らしを育めるよう力添えをしていただきたいと思います。