浦添市西海岸てぃだ結の浜へ

米軍那覇港湾施設（那覇軍港）の移設が予定されている浦添市西海岸。

サンゴ礁に囲まれた遠浅の海が広がる一帯を、開発しないでと声があがっていることを以前からSNSで見て気になっていました。

浦添市長選では、那覇軍港移設の賛否も問われたものと思っていますが、結果はこの海を守るものにはなりませんでした。

キャンプ・キンザー返還の予定があるものの、一部だけということで、後ろにも前にも米軍施設が広がることになるパルコシティは、と心配になります。

桃園空港から那覇に戻ってきて、少し時間があったため、浦添西海岸のてぃだ結の浜へ行ってきました。
パルコシティで買い物をした後、冷たいコーヒーを片手に堤防に座って読書をしている人がいたり、友人どうし散歩をしている人がいたり。
こういう時間が失われてゆくことにも、胸が痛みます。

何より美しい青い海が、国の事情で簡単に壊されていくこと。

5年間は環境への影響を調査し、知事の承認を経て埋め立てられていくようです。
それまでに声を大きくして、もっとこの問題を知ってもらって、これ以上の軍事施設は要らないと言っていけるようにならないものでしょうか。

インターネットで広がるてぃだ結の浜周辺を撮影した写真から伝わる海の美しさが、もっと広がっていくといいなと思います。