「安保3文書による南西諸島の軍備強化を考える市民集会」宮古島市未来創造センター多目的ホール

4月30日に「安保3文書による南西諸島の軍備強化を考える市民集会」として、宮古島市未来創造センター多目的ホールで、前衆議院議員の屋良ともひろさんの講演会が行われました。

ご参加くださった皆様ありがとうございました。
とても分かりやすい講話でしたね!

質疑応答で回答されていたフィリピンの外交の話はとても印象に残りました。

いま中国やインドの台頭と、東アジア諸国の成長で、アジア地域の重要性が増しています。こうした中でいかにインド、中国と東南アジアの国々が不和を取り除いて経済的に相互発展していくか、今後試されていく時代でもあります。
自国の立場をしっかり発信しながら、他国と交渉し、協調していく力。それは軍備ということでは、むしろ逆行するものではないかと感じました。

講演会に続いて、沖縄県議会が決議した「沖縄を再び戦場にしないよう日本政府に対し対話と外交による平和構築の積極的な取組を求める」意見書についてのご報告。

県議代表で国へ提出に行った際のエピソードなど、沖縄と政府との隔たりを改めて感じされられます。

2013年、沖縄県内の全41市町村の首長が基地機能の強化を許さないとして東京での要請行動を行ったことがありました。
銀座のデモ行進で、日の丸を掲げたグループに罵りをあびせられた10年前。
政府にとって沖縄の思いは依然、遠く海の向こうのことのままです。
そんなことを言えば、屋良主席の建議書にも話は遡れるのですが。

近く講演会の動画もアップ予定ですので、ぜひご視聴くださいね!