宮古島市議会 9月定例会 二日目

9月議会一般質問が始まっています。

毎定例会、集中して取り上げられるトピックがあります。今回はどうやら弾薬搬入にかかる港湾使用不許可問題が熱いようです。

9/15 本日は三人の議員が一般質問に取り上げました。
午前中は私が、危険物の積載船係留は基本的に禁止行為であるという観点で。午後は野党議員二名が搬入を妨げるべきではなかったという観点で質問しました。

保守であり革新派の支持を受けて1月当選した座喜味市長。野党多勢の議会での答弁は毎回とても緊迫した空気を感じます。

港湾不許可に関して、野党のみなさんは攻勢の構え。新たな展開は見込めないものの、私自身の質問の最後に入れておいて良かったと思いました。議場の空気を作っていくことも大切ですね...

市長が変わった後の宮古島の空気はどうなのか?と聞かれることが多いですが、じわりと伝わるような一日だったのではないかと思いましたので、今日の一日をメモする気持ちで投稿します *u_u*

  • 搬入してはいけないという意見

令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月) 一般質問 2日目 - YouTube

質問終了まで5分ほどしかなかったので、部長答弁の「機密情報のためお答えできません」については追求しませんでした。コロナを理由にせず危険物を島に入れないように! 荷物の詳細が分からなければ防災対策できないですよね?という主旨です。途中、少し振り返っているのはヤジに反応してです。

  • 搬入すべきという意見(1)

令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月) 一般質問 2日目 - YouTube

港湾条例18条ではコロナを理由に使用不許可はできないですよね?という質問で始まります。市長は港湾条例ではなくコロナの状況を説明し再考をお願いしたと答弁。情報が漏れたのではないという質問に対しては、「新聞!新聞!」(新聞に載っていた情報の意味)という声があがりましたが*1、動画には入っていないですね。時おり入るヤジは野党からの応援です。

  • 搬入すべきという意見(2)

令和3年第7回宮古島市議会定例会(9月) 一般質問 2日目 - YouTube

質問は、推進派グループで練られたものと見てよいと感じています。実質、(影に日向に配備推進してきた)沖縄地方協力本部と市長との対峙、という風に見えました。それだけに市長答弁もピリッとしたものに感じます。ただ質問された議員さんは、せっかく作った原稿から質問をはしょったりしていて、さっぱりしておおらかな人柄が垣間見えますね。
 
事前通告にない質問に部長さんたちが困っていると、さっと出てきて答弁に立つ座喜味市長です。議会は人柄が分かりますね。

言葉の端々に保守寄りの言い方も見られ気が気でない場面もありますが、国民主権地方分権というところをしっかり踏まえていると感じています。

「感情論で搬入阻止して不測の事態が起きたらどう責任をとるんだ」という質問に「現場のことは現場がいちばん良く知っている(感情論と簡単に言うが地元にしか分からないこともある)。それを伝えていくのが私の使命。」と答えたところなどは、座喜味市長らしい言葉選びだと思いました。

見返して、何度か繰り返される「慎重派の方々」がおかしかったです。誰のことだろう。表現に配慮したのかな。でも、慎重派だと、配備は基本的に容認ですよね。私は自分のことは反対派だと思っているのですが。

*1:(私もあげましたが)